関西で妙に人気のあるスポーツ?


 私の場合、現在家も職場も阪急沿線である。それだから余計にそう思うのかもしれないが、大学のアメフト(アメリカンフットボール)が妙に人気があるというか認知度が高いスポーツになっているような気がする。
 私はアメフトをやるなんて考えたこともないが、大学時代にたまたまアメフトの試合観戦につき合わされて見てみたところ、細かいルールは分からないが面白いと思った手合である。また、私の大学時代には何故だか1月のスーパーボウルが民放で生中継されており、それを見たものである。大阪にいる間に1度は甲子園ボウルを見に行ってみたいとも思うが寒そうだなあ。西宮球場(だっけ?)にも見に行ってみたいとも思うが、まだ行っていない。まあ私は、熱心なアメフトファンではないが、そこそこアメフトを面白がる人間であろう。
 東京の大学にはアメフト部やアメフトサークルはないのか、というとそんな事はなく、割と多くの大学にアメフト部はあると思う。しかし、東京でアメフト部のある高校というのは殆どないであろう(関西ではアメフト部のある高校もあるらしい)。そんな訳で東京ではアメフトがそう人気があるとは思えない。マスコミの扱いも多分小さい。一般紙に出るのはリーグ最終戦が終わってどこが優勝したということ位である。もちろん甲子園ボウルやライスボウルは記事になるが。これに対して大阪の一般紙では例えば「次の関学−立命戦で勝った方が優勝」みたいな記事が(当然だが)最終戦の前に出る。また、アメフトをしない人の認識度が東京と大阪では相当違うような気がする。「関東大学リーグで常に強いのはどこか?」と聞かれても殆どの東京人は知らない(私も知らない)のに対して「関西大学リーグで3強はどこか?」と聞かれたら「関学、立命、京大」と答えられる関西人は結構いるような気がする。ちなみに我が阪大は2部リーグで強く、3年連続で1部最下位チームとの入れ替え戦にのぞんでいるが、いつも負けている。それも1部で全敗のチームにである。それほど1部と2部の差はあるようだ。でもって1部でも上の3強のどこかが毎年優勝している感じで、よく考えるとプロ野球以上に強弱が固定化されている気もする。でも結構人気がある。
 阪急の駅にはしょっちゅうアメフトのポスターが貼ってあり、いつ試合があるのかも分かる。これは(派手ではないがある程度の)人気がある為なのか、逆にアメフトの人たちや阪急が一生懸命?宣伝しているから人気があるのかはよく分からない。それにしても歴史的になんで関西でアメフトの認知度がそこそこ高いのだろうか?よくわからない。



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